徳川吉宗の時代から続く宿?料理旅館鶴形に泊まってみた

ー岡山県
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江戸時代にタイムスリップしたような体験を、倉敷の中心で。
倉敷美観地区の中でもひときわ歴史の深さを感じさせる「料理旅館 鶴形」。徳川吉宗の時代、1744年に建てられた重要文化財級の商家に宿泊できるこの宿は、まさに歴史好き・美食家のための空間です。

今回は、名物のふぐ料理や心温まるおもてなしなど、公式サイトでは分からない料理旅館 鶴形の宿泊体験を赤裸々にレビューします。「食事の量は?」「古い建物だけど快適?」そんな疑問を解消し、あなたの旅の計画をお手伝いします。

料理旅館 鶴形に宿泊した理由と第一印象|美観地区の中心で歴史に浸る

今回、私が誕生日の記念旅行先に選んだのは、岡山県倉敷市の美観地区にある料理旅館 鶴形(つるがた)です。
数ある倉敷の宿の中からここを選んだ決め手は、なんといっても「江戸時代の建物に泊まれる」という圧倒的な歴史的価値
と、評判の高い料理でした。1744年(徳川八代将軍吉宗の時代!)に建てられた建物と聞き、歴史好きとしては居ても立ってもいられず予約ボタンを押しました。

江戸の風情そのままのアプローチ

宿へのアクセスは、少し冒険気分です。車で向かいましたが、美観地区は観光客で賑わっており、駐車場への道のりは人が多くて少しヒヤヒヤしました。しかし、到着時の誘導スタッフの方の対応が非常にスムーズで、第一印象から安心感に包まれました。


温かいお出迎えと歴史香るロビー

一歩館内に入ると、そこはまさに江戸時代。高い天井や立派な梁(はり)が目に入り、タイムスリップしたような感覚に陥ります。チェックイン時にはスタッフの方が温かい笑顔で出迎えてくれ、美味しいコーヒーを淹れてくれました。サーバーのコーヒーが飲み放題というのも、コーヒー好きには嬉しいポイントです。

料理旅館 鶴形の客室レビュー|部屋の広さ・眺望・アメニティ

通されたお部屋は、歴史を感じさせつつも清潔に整えられた和室。古い建物特有の「床が軋む音」が響きますが、底が抜ける心配はもちろんありません(笑)。むしろ、この音が建物が歩んできた280年の歴史を語りかけてくるようで、旅の情緒を盛り上げてくれました。

窓から望む樹齢400年の松と庭園

お部屋に入ってまず感動したのは、窓からの眺めです。
手入れの行き届いた日本庭園には、倉敷の歴史を見守り続けてきた**樹齢400年以上の「老松」**が鎮座しています。美観地区の賑わいが嘘のように静寂が広がり、庭を眺めながらお茶をいただく時間は、何にも代えがたい贅沢でした。

水回りは最新設備で快適

「江戸時代の建物」と聞いて少し心配だった水回りですが、リノベーションされており非常に快適です。

トイレや洗面所は新しく清潔感があり、古民家ステイの不便さは一切感じませんでした。ただし、お布団に関しては少し好みが分かれるかもしれません。昔ながらの敷布団一枚で少し薄手に感じたため、腰痛持ちの方は事前にマットレスの有無を相談するか、重ねて敷いてもらうようお願いすると安心でしょう。

アメニティと和のおもてなし

浴衣やアメニティも必要十分。冷蔵庫には地酒を楽しむための冷えたグラスなどが用意されており、部屋飲み派にも嬉しい配慮がありました。

料理旅館 鶴形の温泉・大浴場を徹底レポート

客室にお風呂が付いている部屋もありますが、今回は大浴場を利用しました。温泉湧出地ではありませんが、旅の疲れを癒やすには十分な工夫が凝らされています。

湯あたりの良い檜風呂

大浴場に入った瞬間、ふわりと広がる檜(ヒノキ)の香りに癒やされます。
湯船の縁や壁に檜が贅沢に使われており、湯あたりも非常に柔らか。足を伸ばしてゆっくりと浸かることができました。

バリアフリーへの配慮

感心したのは、バリアフリー面への配慮です。古い建物にも関わらず、大浴場には手すりなどの補助設備があり、シニア世代の方や足腰に不安がある方でも安心して入浴できる設計になっていました。「いつか両親を連れてきたい」と思えるポイントです。

混雑状況については、客室数が全11室と少ないためか、私が利用した際はほぼ貸切状態。4回もお風呂に入ってしまいましたが、常に静かで清潔な状態が保たれていました。

料理旅館 鶴形の食事|夕食・ふぐづくしコースと名物

いよいよお待ちかねの夕食です。今回は奮発して「とらふぐをふんだんに使ったふぐづくしコース」を予約しました。

ボリューム満点!旬の味覚ふぐ料理

運ばれてくる料理の数々は、まさに圧巻。
てっさ(ふぐ刺し)、てっちり(ふぐ鍋)、ふぐの唐揚げと続き、口の中が幸福で満たされます。特にてっさは透き通るような美しさで、歯ごたえと旨味が絶妙でした。
ただ、正直にお伝えするとボリュームがすごいです!
「まるで『日本昔ばなし』か『裸の大将』に出てくるようなボリューム!」と口コミにもありましたが、シニア世代や小食の女性だと完食するのが大変かもしれません。「量より質」重視の方は、予約時に「品数を減らしたコース」の相談ができるか確認することをおすすめします。

瀬戸内の恵みと名物「鯛茶漬け」

今回はふぐコースでしたが、通常会席の名物「鯛茶漬け」や、鰆(サワラ)の西京焼きなども絶品との評判です。
夕食時にはスタッフの方がお酒の知識も豊富で、おすすめの地酒やクラフトビールを詳しく教えてくれました。特にビールに関しては地図まで用意してくれる親切ぶり。料理とお酒のマリアージュを楽しみたい方には最高の環境です。

朝食も手抜きなし!ごはんのお供が絶品

翌朝の朝食も素晴らしい内容でした。
焼魚に小鉢、湯豆腐など体に優しい和食が並びます。特に印象に残ったのは、かまぼこの横に添えられた「茶色いご飯のお供」(おそらく自家製の佃煮か肉味噌的なもの)。これが白ごはんとの相性抜群で、お土産として販売してほしいと心から願う美味しさでした。

料理旅館 鶴形のその他施設・サービス

宿泊者だけの特権や、細やかなサービスについても触れておきます。

幻想的!提灯を持って夜の美観地区散策

今回一番の思い出になったのが、提灯(ちょうちん)の貸し出しサービスです。
夕食後、宿の名前入りの提灯をお借りして夜の美観地区へ。ライトアップされた大原美術館や川沿いの柳が水面に映り込み、昼間とは全く違う幻想的な雰囲気を楽しめました。提灯の明かりが足元を照らし、まるで映画のセットの中を歩いている気分に浸れます。

立地と観光の利便性

美観地区のど真ん中に位置しているため、チェックアウト後の観光にも非常に便利です。荷物を預かってもらい、すぐ近くの大原美術館やアイビースクエアへ手ぶらで移動できました。12時までのレイトチェックアウトプランがあればさらに最高だな、と感じるほど居心地が良かったです。

料理旅館 鶴形の宿泊レビュー総評|こんな人におすすめ

料理旅館 鶴形での滞在は、単なる宿泊を超えた「文化体験」そのものでした。
建物自体が重要文化財級でありながら、水回りなどの快適性は確保され、スタッフの方々の温かいおもてなしが心地よい時間を演出してくれます。

【総合評価】満足度は?

間違いなく星5つ中4.5の高評価です。
マイナス0.5は、お食事の量が多すぎてお腹がはち切れそうだったこと(嬉しい悲鳴ですが!)と、敷布団が少し薄く感じた点です。しかし、それらを補って余りある風情と料理の美味しさがありました。

この宿はこんな人に特におすすめ

  • 歴史好き・建築ファンの方: 江戸時代の商家に泊まる体験は他では味わえません。

  • 美食家のシニアご夫婦: 瀬戸内の新鮮な魚介を落ち着いた個室や部屋食で楽しみたい方に。

  • お祝い・記念日旅行: スタッフの気配りが素晴らしく、特別な日を祝うのにふさわしい宿です。

  • 【内部リンク推奨】: 子連れ旅行や一人旅をご検討の方はこちらの【倉敷エリアの宿比較記事】も参考にしてください。

「次は家族を連れて来たい」
チェックアウトの際、自然とそう思わせてくれる素晴らしい宿でした。あなたもぜひ、倉敷の歴史とともに目覚める朝を体験してみてください。

まとめ

【料理旅館 鶴形の宿泊ポイントまとめ】

  • 歴史: 1744年建築、江戸の風情を色濃く残す貴重な建物。

  • 食事: ボリューム・質ともに満点の料理旅館。ふぐや鯛茶漬けが絶品。

  • 風呂: 檜の香る内風呂。バリアフリーにも配慮あり。

  • 体験: 夜の提灯散策や早朝の静かな美観地区散策が可能。

人気のプラン、特にふぐや鯛茶漬けのコースは予約が埋まりやすいので、早めのチェックをおすすめします。公式サイトや予約サイトで最新の空室状況を確認してみてください。

 

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